ブハラから、ちょこっと足を伸ばしてみよう! ~死者の町、チョルバルクへ~
ブハラ2日目
メインスポットを昨日で大方回ってしまい、後2日どうしよう病にまたもやかかってしまった私。
そこで、ちょっと気分転換しようと、宿でお喋りした人がおすすめしていた
死者の町、チョルバルクへ行ってみることに。
死者の町、、、
元、いや、未だに中2病を引きずっている私をくすぐる響き。。。
生き方。
あわわ、そこで絶賛、さまよい中だけど、まずは行き方。
まずは、ラビハウス近くで、8番のバスに乗り、デフコン・バザールへ。
そこから、バス乗り場近くのマルシュルートカ乗り場へ。白いバンがいっぱい停まっているよ。
そこから、202番の白いバンに乗り込み、人が集まったら、はい出発ー(1,500スム)
ぎゅうぎゅう。
基本的に、タクシーやバンではクーラーがかかっていないので窓からの自然風を乗っているみんなで分け合う。
道がすごく悪いので、乗っているだけでもけっこう体力を使う。ううっ。
15分くらいで建物前に到着ー!
観光客も少なく、静かで厳かな雰囲気。
お土産物屋もなく、神様に祈りを捧げる人たちが粛々と行き来する。
建物の裏手には、
静かに墓地がたたずんでいる。
広い敷地に古そうなお墓がずらっと並んでいる。
ちょっと失礼をしてお墓の写真
それぞれが思い思いの形をしており、個人の顔が彫られた遺影も。
ベンチもあり、ここに会いに来て亡くなった人の顔を見ながら話しかけたりするんだろうな。
アザーンって言うのかな。
放送で礼拝の祈りの言葉が流れ、人が集まってくる。
私は典型的な、たまーに神社に行くだけの信仰心の薄い日本人。
外国に行くと、神様の存在が日本とは違うと実感する。
そして神様を通じて、こうやって人々がつながっているって良いなと思う。
私が仕事柄、悩んでいる人の話を聴いていて感じるのは、
どんなに一生懸命に生きていても、自分ではどうしようもないことが起こってしまうという現実。
病気、大切な人との死別、別れ、災害、、、
そしてそれは人々に平等に起こるわけではない。
どうして自分だけ?と思わずにはいられない。
自分がどんなに頑張っても変えられない、どんなに後悔しても時計の針は戻せない。
耐え難い変化、無力感、先への不安、、、
そんな時には自分を超えた圧倒的な存在、いつもそこに変わらず在り続け、ゆるぎなく自分を受け入れ、周りの人とつないでくれる神様の存在を身近に感じられることは、私たちに安定感や安心感をもたらしてくれるんだろうなと思う。
宗教のことに詳しくはないけど、人が自分の人生に向き合い、苦しい状況の中に意味を見出し、自分には変えられないものを受け入れ、自分に変えられるものを変える意思をもって生きていくために、宗教はその支えとなるということ。
粛々とした雰囲気の中で、人生について考える時間と空間を与えてくれるチョルバルク。
帰りのマルシュルートカは、建物前で待っていたら、すぐ来たよ。
アクセスも良いので、おすすめです!
次回は、デフコン・バザールでの心ほっこり出会い編!
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