ヒヴァからサマルカンドへの移動 ~夜中のタクシーにびびる~
(アルク城の中。本当は私もiイケメン王様と一緒に撮りたかった…泣 こういう時にひとりは弱者…)
ヒヴァは小さい街なので、イチャン・カラの城壁の中だけだったら、1泊で充分。
車をチャーターしてカラ(遺跡)巡りをするなら、9時~15時など半日は必要みたい。
私は一泊した後、元のルートを戻り、ウルゲンチ駅16:10発で、サマルカンドへ!
本当は、ブハラのほうが近くて、夜の23時くらいには着くんだけど、
なぜか私はネットでブハラ着のチケットが取れず、泣く泣く夜中2:40 サマルカンド着を購入。
ヒヴァの宿で他のジャパニーズに「夜中は危ないから、ぜったい宿の人に迎え頼んだ方がいいよ」と言われて心配になり、メールしてみたら、「10ドルね」というお返事。
でも近くの宿に泊まる予定の人に聞いてみると、「わたしは3ドルだったよ」と。
え~、高い!!!宿代、12ドルとそう変わらんし。
もう一回、宿に値下げできないか交渉してみるも、「やっぱ10ドルっしょ」という強気な姿勢。
「いや-、(いちおう)女の人だし、安全をお金で買うと思って頼んだ方がいいんじゃない?」と旅慣れた人にも言われたもんだから、びびったけど、
なぜか意地になり、迎えを頼まなかったのだ。
それを後悔することにならないか、不安を抱えつつ、夜行列車へ。
今回は、来たときよりも安いクラスのReservedcarを予約。111,942スム(1500円)。
ウルゲンチ駅には、売店があってミートパンとかが買えたよ!
やっぱり外は荒野。
前回は、1つの部屋に4つのベッドがあったけど、今回は、仕切り部屋はなく、オープン。2段ベッドが向かい合わせになっている真ん中の通路を挟んで、また2段ベッドがある作り。
乗ったがまだ夕方で暑くて(クーラーとか扇風機はなし)上の小窓を開けたんだけど、細かい砂が入って座席とかがざらさら。
ウズは砂がすごいので、喉がイガイガ痛くなる。マスクは必須です。
今回は、向かいにウズおじちゃん2人と、横にフランス人おじちゃん。
そして通路を挟んだ向かいには、ウズの女子大生。
向かいのおじちゃんが、めっちゃおしゃべり好きで、フラ人にいっぱい質問し、
それを女子大生が通訳。
私はそれを眺めて、のんびり。
よくよく周りを見渡すと、なんだなんだと好奇心いっぱいに
数人が集まって、そのやり取りを聞いている。
みんな初対面なはずなのに、フランクだなーと眺めていると、
陽気おじちゃんが、私に「いくつ?」と聞いてくる。
その横でフラ人おじちゃんが、「不適切な質問だから答えなくていいよ」と苦笑。
フランス人の方が日本人に感覚が近いみたい^-^;
右にいるのが陽気おじちゃん。
だんだんと日が暮れ、ブハラで降りるフラ人おじちゃんに着いて行きたい気持ちを抑え、寝ようとするも、無事に宿まで辿り着けるかが心配で、なかなか寝付けず・・・
やっぱ、意地にならないで、迎えを頼めばよかったー(泣)
(上の段。ちゃーんときれいなシーツを配ってくれる。降りる前に車掌さんがシーツを回収するシステム)
うとうとしていると、車掌さんが着く前に優しく声をかけてくれる。
覚悟を決めて戦闘開始モードに入り、ドアの前に立っていると、車掌さんが優しく、
ここに座って待っていたらいいよとシーツの入った袋を指差してくれる。
優しーーーー
ついに到着。サマルカンド!
夜中なのに駅の中は明るく安全そうなので、あれ??ここ、寝られるんじゃん?
ここから出たくないよーーーと思ったけど、宿を予約しちゃったから行くしかない。
同じ日本人を探して、一緒に行けないか交渉してみる作戦を使うことにし、
1人の青年に目をつける。
するとあっさり「近くみたいだからいいよ」と。
ラッキー!これでひとまず安心。
お次に値段交渉。
3ドルくらいまでは下がるかな~と思っていたけど、向こうも強気。
値段交渉して、1人あたり40,000スム(500円くらい)
10分ほどで、サマルカンドのお宿「B&B Emir」に到着。
グル・アミールのすぐ近く。
ライトに照らされたグル・アミールが、夜中というひっそりとした時間帯と緊張感の中で宿に辿り着いた安堵とが相まってとても幻想的に映る。
達成感と安堵感に包まれながら今夜は
ぐっすり・・・
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