世界遺産のヒヴァ歩き ~旅に出ると高いところに登りたくなっちゃうよね~
共通チケット(150,000スム)を購入し、いざ!城壁の中、イチャン・カラへ!
チケットがなくても城壁の中には入れるけど(西門以外から)、アルク城など、中の建物に入ったり、塔に登るにはチケットが必須!2日間使えます。
週末ということもあり、人、人、人!
小さい男の子がおめかしして、ちゃんとスーツを着ているのが可愛い^^
中は、ザ・観光地なのでお土産物やさんがたくさん並び、観光でうきうきした人たちが
楽しそうに行き交う。独り者のクセにその空気に踊らされて、わたしもうきうき。
建物の青が、すこーんと突き抜けて青い空と心地良くマッチング!
そしてこちらの高い塔カルタ・ミナルに登っている人を発見!
シニア・西洋人おじちゃんが、足がガクガクってなって支えられて降りてくる。
え?どういうこと?
そんな大げさな~と軽い気持ちで登ってみたものの、甘かった!
入り口を入ると、、、
え?どういうこと? 中、真っ暗ですけど??
全く見えないんですけど???
狭い螺旋階段で降りる人と登る人が行き交うしかないから、
ぶつからないか超怖いんですけど?
これ大丈夫???
すぐに後悔したけど、ここでやめるのは悔しい。
ところどころある窓や他の人の携帯の光を頼りに、滑り落ちないように必死になって這いながら無我夢中で進む。
ここで誰かが滑り落ちてきて、ドミノ倒しになったら大惨事。
想像してひやっとする。
圧死は嫌ー!!!と心の中で叫びつつ、とにかく這って進む、進む、進む。。。
すると、、、
じゃ~ん!
苦労して拝んだ風景。イチャン・カラが一望できる。
がんばって良かった~
狭いてっぺんで心地よい風を感じながら、同じ苦労を分かち合った連帯感を周りの人とも共有する。降りつつ、心の中で恐々、上っている人にエールを送る。
そこから、
ジュマ(木)・モスク
静寂な空気に、ほっと一息。
わかりにくいけど入り口の右手側に、ひっそりと上に登れる階段があります
さっきのカルタ・ミナルに比べると楽勝!
じゃん!てっぺん!
博物館の建物もあるよ!
スザニ・センター
丁寧な手仕事なんだな~と眺める。
狭いので、あんまりじっくりとは見学しにくい。。。
とにかく日差しが強烈で、途中でへろへろに。。。
宿でしばしの休憩を挟んで、
夕方、アルク城にも登ってみる。
夕日を見るのだ!
その前に、入り口入って右手奥にも行ってみて。
すてきなモザイクエリアが待ってます
おじいちゃんシンガーのプロモ撮影かな?をやってました。
ラッキー♪
アルク城からの眺め
だんだんと日が落ちて、レンガ色の町がほんのり赤く染まりだす。
日没、19時半。日が落ちるのは街の反対側。
ゆっくり沈む夕日を眺めつつ、
よく一人でこんなに遠いところに来たもんだ、わたしってすごい!と心の中で自画自賛。
そう、私はここまでひとりで来れる力がある。
バツイチ男とうまくいってないと感じるようになってから、相手ありきで考えすぎて、先のことを心配しては自分ではどうしようもない気がして凹んで泣いていた。
相手に「会えなくてゴメン」って謝られる度に、それをただ聞くことしかできない、待っていることだけしかできないように感じて、どんどん自分が小さくなっていく気がした。
そのときのことを思い出し、今、こうして自分ひとりで日本から遠く離れた異国の地に居る自分を眺めていると、心の軸が自分自身に戻ってきているのを実感し始める。
一番、大切なのは自分らしく居ること。
「私は大丈夫。私は大丈夫」と心の中で自分に語りかける。
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